キリガイ ICU高校生のキリスト教概論名(迷)言集
キミたち、イキガイってなんだ?
ICU 高校の名物授業「キリスト教概論」、略して「キリガイ」。
成績をつけない"丸腰"教師アリマンとの対話から飛び出した高校生たちの期末試験名(迷)回答集。瑞々しいことばの数々が感動と笑いを誘う。アリマンの宗教教育論も巻末に収録。宗教教育はもちろん、宗教とは何か、教育とは何かを考えるうえでも示唆に富む一冊。対象読者は、中高生から聖職者まで!
「生徒たちの答え」より
......キレイ事とか人生のアドバイスとか、そういったものにも感動することはあるかもしれないが、高校生(それも友達)のリアルな問いかけや意見は、書店に並べられているような言葉よりもずっと色々な事を私に考えさせるし納得させてくれる。〔中略〕さとったような言葉じゃなくて、悩みだったり、理想論だったり、現実的な事実だったり、普段ならかくすような苦しみだったり......「発展途上」だからこその「迷」であり、「迷」だからこそ、私は心が動かされる。
ああ、一度でいいから先生のオールバックされた髪をおれの手でぐちゃぐちゃにしたかった。また、一度でいいから先生の右のほほを思い切りぶって、先生がちゃんと左のほほをすぐさま出すか見てみたかった。
〈目次より〉
自分がモノ扱いされたらどう?
ワイセツって何?
他人の目が気になる?
いい大学に入りたい?
何のために働くの?
自分だって差別をしていない?
そのまま信じて大丈夫?
キリスト教かキリストか?
人は死んだらどうなるの?
自分のなかにも罪がある?
神に"はしご" はかからない?
愛は体験しないとわからない?
他に言いたいことあるひと?
有馬平吉編
出版:新教出版社
キリガイ ICU高校生のキリスト教概論名(迷)言集
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