焔の人 一宮政吉自叙伝
伝道への燃えるがごとき献身に生きた人
一宮政吉(いちのみや・まさきち)は、1884年洲本に生まれ神戸で育つ。神戸中学校在学中に洗礼を受け、熱心に伝道した。第三高等学校を卒業。東京帝国大学で哲学を学ぶつもりだったが、山室軍平と出会って救世軍に入り、ロンドンの救世軍士官学校で学ぶ。結婚して3男4女をもうける。1922年ホーリネスに転じ、聖書学院、浅草教会、大阪西野田教会、雷門教会などで教育、伝道、牧会に挺身する。1940年脳溢血で半身不随となる。1942年6月治安維持法により逮捕され1944年6月に保釈されるまで、不自由な身で獄中生活を送った。同年8月執行猶予付き禁固2年の判決を受けるが上告し、1945年11月最高裁にて無罪が確定した。1951年天門教会を創設。1954年逝去。
本書は、戦後間もない1947頃に英語で執筆し、親族によって翻訳され、1975年に天門教会から発行された。本書はその復刻版である。
伝道者の視点から治安維持法の実態を伝える貴重な証言でもあり、今多くの人に読まれるべき一冊である。
著者:一宮政吉
サイズ:B6判 160ページ
ISBN:978-4-400-21353-6 C1016
発行年月:2026/08/05
新教出版社
焔の人 一宮政吉自叙伝