ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち ナチスへの抵抗の足跡を旅する
「これは私の良心の義務である」
社会が壊れていくとき、信仰者はいかに闘うか?
熱狂と黙認に抗い、ナチス国家と対峙した人々。
現代に語り継がれる抵抗の記憶を訪ね歩く。
ナチス独裁下、ドイツ・オーストリアの国民の多くがヒトラーに熱狂し、あるいはその非人道的な行いを黙認する中で、体制に果敢に抗議の声を上げた多くのキリスト者がいた。「殉教した」と公式に記録されている者だけでも、カトリック330名、プロテスタント120名を数える。彼らは自らの良心に従って、「血と人種」の思想やユダヤ人排斥、障がい者の強制安楽死、そして戦争に対して異を唱えた。その公然とした反抗にヒトラー自らが激怒し処分を命じた事例もあった。彼らの行動は戦後80年たった今もなお、現地の人々の中で語り継がれている。日本で知られていないキリスト者たちの抵抗の足跡をたどる。図版多数・地図・年表収録!
「キリスト者である彼らに共通していたのは、おのれを、あるいはおのれの民族を至上のものとして、人間の尊厳や普遍的な人権を恣意的に踏みにじるヒトラー・ナチスへの怒りであり、抵抗であった。それはまた、言葉を換えれば、神の愛を、キリストが示した隣人愛を否定する傲慢な人間に対する怒りであり、そうした謙虚さを失った人間や社会の対極にある良心であった。」(本書より)
出版社: 彩流社
著者:山縣光晶
発売/発行年月: 2026年5月
判型: 四六
ページ数: 276頁
ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち ナチスへの抵抗の足跡を旅する
こちらの商品が
カートに入りました
ヒトラーを怖れなかったキリスト者たち ナチスへの抵抗の足跡を旅する