福音宣教 2025年1月号
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キリストを伝えるカトリック月刊誌
『福音宣教』は現代の日本において福音宣教を進めていくための、さまざまな課題に取り組んでいる月刊誌です。諸宗教・諸教派、また異文化の間での対話を心がけながら、読者の皆さまとともに本音で語る、今日的な信仰のあり方を探っています。
2025年1月号の内容
つうしん
教会は今、聖年を歩み続けています。希望の巡礼者として光を灯していくことができるよう、努力してまいります。
◇特別連続座談会 日本カトリック司教団による『見よ、それはきわめてよかった――総合的なエコロジーへの招き』を読む連続座談会です。初回は成井大介司教、瀬本正之師、光延一郎師による、この文書の背景、構成について、また、第一部の内容説明です。
◇フォーラム フランスのカトリック教会で洗礼が増加しているという現象について原敬子氏からの書簡という形でのレポートをお届けします。「見て、聴いて、考える」三回シリーズです。
◇月間テーマ シノドス第二会期を振り返る シノドス第二会期が終了しました。参加者三名によるそのレポートです。
シノドス議長代理西村桃子氏による、11月9日、東京・松原教会で行われたシノドス報告会講話をお届けします。
先ごろ枢機卿に親任された菊地功東京大司教によるインタビューです。シノドスの先にある、これから、についてを中心にお話を伺いました。
特別招待者の枠で参加された弘田しずえ氏に、シノドスの目的、経緯、そしてその意義について総括的にお話を伺いました。なお、来号以降「シノドスの周囲を流れるうねり」と題し、会期前後の、シノドスに関係する内外の動きとバチカンでの動きに関する弘田氏インタビューをお届けいたします。
◇新連載 「預言者と現代」を前年度ご執筆いただいた北博師に、本年は趣向をがらりと変え「旧約聖書のダメ男たち――ドキッ! それ私のこと」と題する連載をお届けします。
山田望氏による「ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵」がスタートします。異端としてこれまでほとんど顧みられてこなかったペラギウス派、そしてその東方神学からの影響を考察していきます。
英隆一朗師による、今年度の年間テーマを支える連載「見失われた羊に寄りそって」と題するエッセイをお届けいたします。
◇継続連載 雨宮慧師と南野森氏の連載は継続いたします。高橋洋成氏連載は「ヘブライの言葉、キリストの物語(続編)」となります。
オリエンス宗教研究所 発行
福音宣教 2025年1月号