聖書外典偽典5 旧約偽典3

  • 聖書外典偽典5 旧約偽典3
新約聖書成立の背景や初期キリスト教会の歴史を知るのに重要・不可欠な資料、歴史研究の資料。

「本書に収録したのは、「偽典」に属する四つの文書である。「十二族長の遺訓」は、書名の通り族長達が死に臨んで語った言葉という形式をとり、現存の諸国語訳はヘブル語原典にさかのぼると考えられるが、成立年代および伝承の歴史には難しい問題もある。「ソロモンの詩篇」、「第四エズラ書」、「シリア語バルク黙示録」は、パレスチナ在住のパリサイ派の系統をひく著者達によって書かれたと考えられる。(略)本巻に訳出された文書は新約聖書との関係が浅くはない。詳細は各書の解説をみていただきたいが、成立場所・年代からいっても宗教史的にみても、新約聖書また初代キリスト教団の考え方の背景を示す点が大である。」(「はしがき」より)

[収録内容]

十二族長の遺訓(及川博一、土岐健治訳)

ソロモンの詩篇(後藤光一郎訳)

第四エズラ書(八木誠一、八木綾子訳)

シリア語バルク黙示録(村岡祟光訳)

1976年11月
判型: A5
ページ数: 508

著者:日本聖書学研究所
出版社: 教文館





聖書外典偽典5 旧約偽典3

7,700円(本体7,000円、税700円)

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