アタナシオス神学の研究

  • アタナシオス神学の研究
ニカイア正統神学の担い手アタナシオス

アレイオス主義と闘って五度にわたる追放を生き延び、「正統信仰の父」「教会の柱石」と称され、後代の東西両教会に絶大な影響を与えたアタナシオスの神学を多角的に論じ、その全体像に迫る。


[目次]

第一章:研究史概説

第二章:アタナシオスの時代(都市アレキサンドリアとその社会/アレキサンドリアの諸共同体─ユダヤ人、異教徒、キリスト教徒/アタナシオスの著作と生涯─史的アタナシオスの探求  ほか) 

第三章:アタナシオス神学の特色(神論/キリスト論/聖霊論/頌栄的モチーフ/アタナシオスにおけるキリストの人間的魂  ほか) 

第四章:アタナシオス神学の背景と展開(禁欲倫理/福音と文化/アレイオス主義の思想的系譜とその本質/バシレイオスにおける聖霊の教理とその洗礼  ほか)

出版社: 教文館
著者: 関川泰寛

2006年1月

判型: A5
ページ数: 596

アタナシオス神学の研究

8,250円(本体7,500円、税750円)

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