最後の審判-終末思想で読み解くキリスト教

  • 最後の審判-終末思想で読み解くキリスト教
世界の終末に神が人類を裁くことを「最後の審判」という。
キリストが再び来臨して、天国で永遠の命をあずかる者と地獄へ堕ちて永遠の苦しみを課される者を振り分けるのである。
西洋の人々にとっては、希望の証であると同時に恐怖の源でもあった。
本書は、このキリスト教の重要主題をわかりやすく解説する。
死後の世界はどうイメージされたか。罪は誰が裁き、どんな罰が与えられたか。多くの図版とともに読み解く。

著者:岡田温司
1954年広島県生まれ。78年京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒、85年同大学院文学研究科博士課程中退、岡山大学助教授、京都大学大学院人間・環境研究科教授を経て、現職。経と大学名誉教授。専門は西洋美術史。著書に『マグダラのマリア』『処女懐胎』『キリストの身体』『アダムとイヴ』『天使とは何か』(以上、中公新書)があるほか、『デスマスク』『黙示録』(岩波新書)『虹の西洋美術史』(ちくまプリマー新書)など多数。

出版:中央公論新社

2022年7月



最後の審判-終末思想で読み解くキリスト教

924円(本体840円、税84円)

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