ごめんなさいといえる

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愛と許しを書き続けた作家の初収録エッセイ

今年は、『氷点』が朝日新聞の1千万円の懸賞小説に当選して50年目を迎えます。その記念の年に、三浦綾子の単行本未収録エッセイをまとめた待望の新刊です。本書は2章からなっており、1章は『氷点』にまつわるもの、2章は『泥流地帯』をはじめとする他の作品や、短歌、忘れ得ぬ人々のことを綴ったものとなっています。また今回は、本邦初公開となる夫・光世さんの日記を公開。日記と光世さんへのインタビューにより、『氷点』原稿完成までの経緯や、懸賞小説発表までの三浦夫妻の心境を明らかした解説原稿を付けました。
今も読み継がれる名作の数々を生んだ作者の、信仰に基づいた、温かないたわりに満ちたエッセイ集。

著者について
●三浦綾子 みうらあやこ●
1922年北海道旭川市生まれ。64年朝日新聞社の懸賞小説に『氷点』が入選。国民的ベストセラーに。人間の愛、祈り、原罪をテーマに書き続ける。99年77歳で逝去。

出版:新潮社

ごめんなさいといえる

1,540円(本体1,400円、税140円)

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