ルルド傷病者巡礼の世界

  • ルルド傷病者巡礼の世界
序 論
機.ぅ瓠璽犬涼罎離襯襯
供/字でたどるルルド
掘仝Φ罎砲けるルルド
検)槝盛佑量榲と構成
第1章 巡礼空間の構成
機19-20世紀のカトリック世界
供―篶藏間の構成
掘―篶藏間の変遷と特徴
第2章 ルルド巡礼の歴史:傷病者巡礼の確立
機.襯襯表篶藾飴
供.襯襯表篶蕕里呂犬泙
掘 崕病者巡礼」の成立
検〇紛偽莉篶蕕粒領
后.襯襯表篶蕕旅餾櫺宗和解と平和
第3章 オスピタリテ
機ー匆駟埓の変化
供ー匆馘紐帯と救済事業
掘ー匆馘カトリシズム
検 匍澆い寮司譽スピタリテ〉
后 劵襯襯匹寮司譽スピタリテ〉と司教区オスピタリテ
此.スピタリテ活動の現在
第4章 奇蹟的治癒
機19世紀の医学と医療
供 勸絣愎該唆鼻咾寮立と治癒審査の歴史
掘ヾ饑愿治癒
検,泙箸瓠適切な奇蹟的治癒とは何か
第5章 傷病者巡礼の展開
機20世紀前半の傷病者を取り巻く状況
供‖萋鷦\こβ臉鏝紊僚病者巡礼:傷病者の自立と社会参加の要求
掘 劵襯襯鼻欖癲欖望〉
結 論
機.襯襯匹砲呂覆悉病者がいなければならないのか
供ヾ愀犬垢詬論領域

著者は聖地ルルドに立った時,自分には分からない「ひとつの世界」がそこに広がっているという強い印象を受けた。本書はその世界を探求した旅の報告である。
〈なぜルルドには傷病者がいなければならないのか?〉この問いをきっかけに,その舞台である巡礼空間の特徴を分析,傷病者が公の場で見せ物にされているという非難の意味を考察する。さらに傷病者巡礼という独自の形式が「フランスの救い」をめざす運動に連携しており,革命後に共和国政府とカトリック世界の提供する共同体イメージの正統性が争われていたことを明らかにする。
また傷病者を支援する中核的な奉仕組織であるオスピタリテの実態と意義を通して,伝統的な慈善と近代国家の福祉という異なる連帯の意味とは何か,そしてフランス社会の社会的紐帯の意味とその変容を考察する。
〈ルルドの泉に象徴される奇蹟的治癒とは何か?〉その治癒調査を担った医学審査局が奇蹟的治癒をどう認定したかが,医療化された社会や近代科学批判へ通じることを示し,さらには現代の傷病者巡礼が同時代に突きつけている問題が,病や死を社会の中にどう位置づけるかに関わっていることを明らかにして,傷病者をめぐる一世紀半に及ぶルルド巡礼の歴史が包括的に描かれた。

寺戸 淳子 著
出版社: 知泉書館

ルルド傷病者巡礼の世界

7,480円(本体6,800円、税680円)

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