福音宣教 2023年12月号

  • 福音宣教 2023年12月号
キリストを伝えるカトリック月刊誌

2023年 年間テーマ かけがえのないいのちに出会う



フォーラム
◆シノドスとディアコニア――(3)教会、交わりの工房  三浦ふみ
 貧しい人や苦しんでいる人に仕え、聴き、学び、共に悩み苦しみ、共に喜び歩むことが教会にとっての命であり、教会が息を吹き返すかの鍵はそこにあるということを、力強い説得力をもって説明されています。教皇フランシスコの就任時からのそもそもの原点もそこにあり、教会の未来はここにかかっているのではないでしょうか。
月間テーマ いのちの尊厳を守る
◆座談会 死刑問題と社会の病理  雨宮処凛×クマ×塩田祐子×柳川朋毅
 監獄に入れられている人々への虐待、未だになされている死刑というものが、そもそも私たちにとって何も関係ないことでは決してないでしょう。私たちの社会全体の矛盾、苦悩が、もっとも疎外されたこの人々を取り巻く環境に凝縮的に反映されています。そもそも犯罪者が再犯しないようなケアをすることが社会を良くしていくことにつながっていく、という洞察が、現場で支援している人々によって語られています。
連 載
◆信仰を養う主日の福音 第1回 B年 待降節第1主日〜主の降誕  雨宮 慧
 ※ご注意:雨宮師の本連載は2023年12月号から新連載(第1回)を開始します。
◆京・江戸・博多、そして巴里 22 旧統一教会への解散命令請求について  南野 森
◆風よ! 炎よ! 私にことばを! 27 世界の周縁部にある教会  有村浩一
◆祈りがないと生きていけない 最終回 共同体の祈りの力  田邊知江
◆使徒的書簡 Desiderio desideravi(切に願っていた)を読む
  ――教会活動の頂点であり源泉である典礼について 最終回
  全世界に、福音宣教に、向かっている典礼  フランコ・ソットコルノラ
◆栗田隆子と、フェミニスト神学に学んでみよう! 最終回
  誰が教会の中心なのか  栗田隆子
◆イエスのたとえ――生きる希望のしるべとして 最終回 
  「十人のおとめ」のたとえ、「忠実な僕と悪い僕」のたとえ、「羊と山羊」のたとえ
   ――終末に備えて  本多峰子
◆私とイエスとの出会い 第11回 追われたのではなく、派遣されてきた  平井栄美
◆ヘブライの言葉、イスラエルの物語 第10回 「アシュドドの言葉」という現実  高橋洋成

◆つうしん


オリエンス宗教研究所 発行

福音宣教 2023年12月号

660円(本体600円、税60円)

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