再び太陽となるために アジアの女性たちの神学

  • 再び太陽となるために アジアの女性たちの神学
平塚らいてうの「元始、女性は実に太陽であった」を表題に引用し、被抑圧者である女性たちの信仰と霊性を、男性によって規定された言葉ではなく、アジアの女性の文脈から紡ぎだす。再び太陽となるためのアジア女性の闘いを紹介した「フェミニズム」論考の傑作。


【目次】

  はじめに/序論

第1章 アジアの女性たちの神学の歴史的文脈
  アジア・キリスト教協議会の女性担当部
  第三世界神学者エキュメニカル協会の女性委員会
  「神のかたちに」――アジアのフェミニスト神学雑誌

第2章 アジアの女性たちの神学の社会的文脈

第3章 再び太陽となるための闘い
      ――人間性に関するアジアの女性たちの神学的考察
  人間であることは、苦しみそして抵抗することである
  人間的であるとは、神のかたちに造られていること

第4章 アジアの女性たちにとってイエスとは誰か
  伝統的イメージ
  出現しつつある新しいイメージ

第5章 今日のアジアの女性たちにとってマリアとは誰か
  完全な女性性と完全に解放された人間のモデルとしてのマリア
  真の弟子のモデルとしてのマリア
  人間救済の共同贖罪者としてのマリア

第6章 出現しつつあるアジアの女性たちの霊性
  アジアの女性たちの霊性の形成
  アジアの女性たちの霊性の特徴
  出現しつつあるアジアの女性たちの霊性の多様な表出

第7章 アジアの女性たちの神学の貢献と未来
  新しい神学理解
  神学者のアイデンティティの新しい理解
  新しい方法論
  アジアの女性たちの神学の未来

  訳者あとがき/索引/参考文献

チョン・ヒョンギョン:著 
山下 慶親:訳 
三鼓 秋子:訳

四六判 並製 272ページ

出版:日本キリスト教団出版局

再び太陽となるために アジアの女性たちの神学

2,970円(本体2,700円、税270円)

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