死海写本 「最古の聖書」を読む (講談社学術文庫)

  • 死海写本 「最古の聖書」を読む (講談社学術文庫)
さまざまな解釈を生み、世界を騒がせてきた死海写本。しかし本当のところ、この「最古の聖書」には何が書かれているのだろうか。書き残したクムラン宗団とは何者であり、いかなる思想を持っていたのか。
「義の教師」「悪の祭司」「なめらかなものを求める者たち」……本書では、公刊された死海写本の記述に即し、外典・偽典を含めた旧約・新約聖書や歴史的背景とも関連づけながら、その内容を読み解くことで、淡々と「謎」に光を当ててゆく。
膨大な研究成果をコンパクトにまとめた、絶好の「死海写本」入門書。

著者:土岐健治(とき・けんじ)
1945年名古屋市生まれ。一橋大学名誉教授。聖書学。東京神学大学卒業。東京大学大学院西洋古典学博士課程修了。主な著書に『初期ユダヤ教と聖書』(日本基督教団出版局)、『旧約聖書外典偽典概説』『新約聖書ギリシア語初歩』(ともに教文館)、『ヨナのしるし』(一麦出版社)、訳書にO・クルマン『クリスマスの起源』、J・テイラー『西洋古典文学と聖書』(いずれも教文館)などがある。

出版:講談社

死海写本 「最古の聖書」を読む (講談社学術文庫)

1,012円(本体920円、税92円)

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