石破茂語録 市民社会で地の塩となれるよう―― 緊急企画祈りの課題
十八歳で、日本基督教団・鳥取教会にて洗礼を受け、その若き日、田中角栄に勧められて国会議員となり、三十年以上を送ってきた石破茂さん。
(新島襄の愛弟子であった金森通倫は、母方の曽祖父である)
表紙は金斗鉉氏(「信徒の友」表紙の全国教会のイラストを長年担当)による、石破さんの似顔絵。
現在のコロナの状況について石破さんが、ブログ、フェイスブックなどでの発言した文を収録しています。
また短い文(一つの文が新書サイズ一ページほど)で二〇一八年、安倍さんと自民党総裁選挙を争った際、全国各地を巡って遊説した、自らの政治観、国家観についての発言を採録しています。
それは日本のあり方が、憲法を根幹とし、東京中心ではなく地方をベースとした、健全な市民社会であり、多様な意見に耳を傾ける健全な民主主義を目指すべきだと説いてきた従来の主張です。
一方「防災省」の設置、外交など、国でないとできないことへの責任も考え続けていることを述べています。
ページを開くごとに石破さんの写真が入っているのも楽しく、一文一文が短いことと相俟って、読みやすい本となっています。
二〇一八年、総裁選敗北後の記者会見における決意表明も収録。
ネットメディア「クリスチャンプレス」に載った、石破さんへのインタビュー記事も紹介しています。
巻末に、「祈りの課題」を収録。政治家、公務員、法曹人、メディア人、医療・福祉者、教育者、事業家、芸能人etcで、隣人を愛し、公平、正義、誠実を以て自分の職を全うしたく願っている人々、ことにキリスト者である人々に、さらなる守りと導きがあり、有利なポジションについて、能力を発揮し、願う仕事ができるよう、といった祈りの提案が記されています。
さらに、「発行者の辞」として、石破さんの政治的信条、社会的見解に、全てにおいて同意するものではないと明言。しかし石破さんの、人を大事にし、対話を大事にする信念、長年にわたる実績、草の根からの支持といったものを指摘しながら、
現在の政治、社会の混乱下、緊急出版に至ったことを記しています。
広い意味での伝道文書としても用いることができます。
*石破茂語録(14項目)
*FBでコロナについて発言
*再び立つか?
*クリスチャンプレス記事
*祈りの課題
*あだむ書房発行者の辞
出版:あだむ書房
石破茂語録 市民社会で地の塩となれるよう―― 緊急企画祈りの課題
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