C.B.デフォレストの生涯

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神戸女学院に35年を捧げ、帰米後も、収容所で日本人のために尽くした敬虔なクリスチャン。自分のためには何もせず、生涯のすべてを他者に捧げたひとりの女性。神戸女学院「中興の祖」。誰からも敬慕されたデフォレスト先生の真実の姿。

1879年、大阪の川口居留地で宣教師の娘としてデフォレストは生まれた。その後、第2の故郷となる仙台へ移住。帰国して大学卒業後、宣教師として来日。1907年神戸女学院の教師となり、1915年には若くして第5代院長となり、校舎移転という大事業を成し遂げる。1939年帰国後も日本人収容所で日米友好に尽くす。戦後3年余、神戸女学院で過ごす。1973年、米国で没。その慈愛に満ちた生涯を描く。

第1章 ニューイングランドのこころ
第2章 女性宣教師として
第3章 岡田山への道
第4章 美のこころ
第5章 戦時下の苦悩
第6章 マンザナの日々
第7章 人格のかおり

著者:竹中正夫
出版:創元社

竹中 正夫
1925年、北京に生まれる。京都大学経済学部、同志社大学神学部、イェール大学大学院卒業。現在、日本基督教団正教師、同志社大学名誉教授、アジアキリスト教美術協会名誉会長。(財)日本クリスチャンアカデミー理事長

C.B.デフォレストの生涯

1,980円(本体1,800円、税180円)

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