私たちの上に主の御霊がおられる

  • 私たちの上に主の御霊がおられる
ジャック・ヘイフォード師推薦!

新約聖書にある『使徒の働き』は、やや中途半端なところで終わっているが、その理由は「その続編が、後代のクリスチャンに委ねられているからだ」と言われている。
もしあなたが、使徒の働きを彷彿とさせる生き生きとした聖霊の働きの続編を読みたいと願っているなら、ぜひ、本書を読むことをお勧めする。
聖霊による偉大な癒しや奇蹟の数々、悪霊との力の対決、幻や啓示による超自然的な導き、厳しい迫害、殉教をも恐れぬ生きた信仰を見出すことができるだろう。
本書を手に取るあなた自身も、聖霊の油注ぎによって、同じような働きへと召されていることを知ることになるはずだ。
著者のレスリー・キーゲル博士は、スリランカ人のクリスチャンである。聖霊による奇蹟が伴う力強い働きと、預言者としての奉仕で世界的に知られている人物だ。
レスリー師がスリランカで始めた宣教活動は、今では、1800以上の教会へと増え広がり、530 人以上の牧師が育っている。
レスリー師が聖会でメッセージをし、福音を宣言する度に、人々は癒され、解放され、神の臨在に打たれて地に倒れていく。ブルガリアの聖会に招かれた時に起きた出来事について、本書は次のように伝えている。
「一人、二人、そしてもう一人と間に合わせの車いすから立ち上がり、小刻みに歩き始め、ひしめき合っている人込みは後ずさりをした。驚愕の低い声に癒しの叫びが加わった。人々は叫び、倒れ、手を上げ、頭を垂れた。まるで、父なる神の御手が触れるのを見たイエスが、人々に触れながら歩いていたようであった。・・私の目は、変形した腕をもつ女性に引きつけられた。・・彼女の変形した腕が伸び始めた。・・神様はわずか数分で完全に機能する彼女の指と腕を形造られた。」(28〜29頁)

他にも、目の見えない子供達の目が癒された証や、死人がよみがえった証など、本書には多数の奇蹟が紹介されている。
また、現代における預言者の存在について疑問を持っているクリスチャンもいると思うが、本書を手に取るならば、今日の世界に、神が預言者として召している人物が確かに存在する、という事実を知ることができるだろう。
本書の中で紹介されている預言の中でも、特に興味深いのは、レスリー師が大臣の暗殺計画を預言した記録である。
スリランカ政府の大臣の車が爆破される幻を神から受けたレスリー師は大臣と連絡を取り、「三日以内にそれが起こること、しかし心をイエスに向けるなら守られること」を告げた。
その後、三日以内に、大臣の補佐官が暗殺計画を企てていたことが明らかになった。
言うまでもなく、大臣はレスリー氏に感謝の意を表した。
聖霊による力強い働きをしているリーダーたちを支えているのは、神との親密な関係であり、神の恵みに完全に信頼して歩む献身の姿勢である。
著者であるレスリー・キーゲル博士も、まさにそのような人だ。本書には、聖霊とともに歩み、神に用いられるヒントが書かれている。ぜひ、これらの証を胸に刻み、同じことが自分の人生に起こることを信じて、一歩を踏み出してほしい。

・チャーチ・オン・ザ・ロック・ミニストリー創設者 大東 利章
私は、『Spirit of the Lord is upon us』が出版された直後に、アメリカ、カリフォルニア州にいるレスリー・キーゲル師を訪ねました。
彼は、いつものように、私と妻を迎えてくれました。アナハイムの風は穏やかでしたが、目に見えない神の息が流れていました。
何気ない会話の中で、私たちは、この本を日本語で出版することで一致しました。
私が救われて間もない頃、聖霊様の御業を証明してくれたのが、彼でした。
人ではなく主ご自身に、器ではなく注ぎの油に畏敬の思いが沸き上がる体験でした。
この本を読んだ人たちは、物静かでゆっくりと行動する著者に会うなら、そのギャップに驚かされることでしょう。
大観衆を収容するアリーナが無くても、眩いスポットライトも、優舌な司会者もいなくても、聖霊は働かれ、主イエスの御名が高く掲げられていることを証明してくれる一冊です。


著者:レスリー・キーゲル博士
共著:ロバート・ハント
校閲者:Kan Kusakabe
翻訳者:大東いづみ
出版:チャーチ・オン・ザ・ロックDC

私たちの上に主の御霊がおられる

1,500円(本体1,364円、税136円)

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