聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形(講談社学術文庫)

  • 聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形(講談社学術文庫)
ヨーロッパ中世、民衆は聖なるものが持つパワーに限りない憧憬を抱く。宝石や黄金よりも価値があり、病気を治癒し罪も清めるとされた聖遺物。聖人の遺体や遺灰、また身にまとったもの、手に触れたものは、教会の宝物となり民衆を惹きつける。救済と奇跡を求めたキリスト教社会の熱狂と、それら遺物の展観形態が芸術へと昇華される過程をたどる。

著者:秋山 聰
出版:講談社

聖遺物崇敬の心性史 西洋中世の聖性と造形(講談社学術文庫)

1,298円(本体1,180円、税118円)

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